Appleは26日Watch OS8.1をリリースしました。Apple Watch series3以降のモデルが対応しています。大きな新機能はなく、主にバグ修正がメインでWatch OS 8で確認されていたバグが修正されたほか、2つの新機能が追加されました。
ワークアウト中のみ転倒検出の設定可能に
Apple Watch series4以降のモデルは着用者が転倒した場合にその衝撃を感知し、手首を振動で叩いてくれるほか、画面に「酷く転倒されたようです」とメッセージを表示してくれて、そのまま緊急通報と大丈夫ですを選択できる画面が表示されるという万が一の時に助けてくれる機能ですが、この転倒検出の機能に「ワークアウト中のみ転倒検出をオン」というオプションが追加されました。
おそらく日常生活の中で誤作動が確認されることがあったためだと筆者は考えます。
以前階段を急いで登ったときこの緊急通知が届くということを一度だけでしたが体験しました。
Apple Watchは転倒を検知して着用者の体が1分間全く動かないと自動的に通報してくれるようになっています。なので誤作動が起きてしまうとその都度大丈夫ですをおさなくてはならないのでこれは面倒です。
この煩わしを解消するためかは定かではありませんが、激しい運動をすると転倒のリスクも高まるので「ワークアウト中のみ転倒検出をオン」の設定が新たに追加されました。
Walletでワクチン接種カードを提示可能に
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)か現在も感染拡大が続いていますが、ワクチンの開発により、少しずつ事態が収まっているような気がします。ワクチンを打った人がもらえるワクチン接種カードへの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットから提示することが可能になりました。iOS15以降のiPhoneはヘルスケアアプリに電子証明書を保存しておくことができましたが、今回からApple Watchにもその機能が追加されるようです。
詳しくはCOVID-19 の予防接種や検査結果の証明書を iPhone や iPod touch に保存するをご覧ください。
常にオン表示のバグ修正
一部のユーザで手首を下ろしているときに、“常にオン”で時刻が正確に表示されない場合がある問題(Apple Watch Series 5以降)が確認されていたようです。筆者のデバイスは正常でしたがこの問題も今回のアップデートで解決したようです。
まとめ
今回はWatch OS 8.1がリリースされたのでまとめてきました。今回のアップデートはそこまで大きいものではないためすぐに終わりました。特にバグなども報告されていないようなので早めのアップデートをお勧めします。
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